小満を迎え、日中は少し汗ばむ時間も増えてきた。今年もまた、エアコンの季節が近づいている。電気代が上がるという話もあり、朝の情報番組では、“節約するエアコン術”を特集していた。印象的だったのは、エアコンは、最初から「自動運転モード」でスタートしたほうが、結果的に節電につながるということ。つい、「弱」のほうが電気代を抑えられそうな気がしていたので、少し意外だった。月1000円ほど節約できるとのこと。最初に一気に室温を整えたほうが、かえって効率が良いらしい。さらに、温度を下げるより、風量を上げる。風向きは上へ。冷たい空気は自然と下へ降りるから、そのほうが部屋全体が整いやすいそうです。なるほど、空気は“冷やす”というより、“まわす”なのかもしれない。できるメンテナンスとしてはフィルター掃除。少し埃が詰まるだけでも、空気の流れが悪くなる。そう考えると、住まいはやっぱり、空気の通り道が大切なのだと思う。網戸を洗うこと。窓を開けること。風を止めないこと。まだ本格的な暑さではないこの時期は、少し汗をかくくらいが、身体にも気持ちいい。体温を冷やしすぎず、自然に熱を逃がしていく。エアコン頼りになりすぎる前の、”夏への助走期間”みたいでもある。節約と健康を、つなげて考えたら合点がいく。小満は、草木や自然が少しずつ満ちていく頃。夏へ向かう途中の、まだやわらかい季節。本格的な暑さが来る前に、風の流れや空気の通りを整えておく。