お彼岸ってことでおはぎをつくってみる。春のぼたもちに続いて、今回もあんこづくりから。150gの小豆をフライパンで空炒りして、600mlの水で柔らかくなるまでゆっくり炊く。途中の茹でこぼしはしない。蒸留した水で小豆を炊いて、そこに溶け出したものもそのままいただきたい。そんなふうに私はあんこをつくっている。秋のお彼岸はつぶあん。収穫したばかりの小豆は皮がやわらかく、豆の風味をそのまま味わえるから。そんな昔の人の知恵も、こうして季節を感じながらおはぎをつくっていると、なるほどなと思う。マザーシュガー60gとマスコバド糖を小さじ4ほど。少し甘くなったかな、と思ったけれど、冷めてみるとほどよい甘さに落ち着いた。おいしくできた。今日はおはぎでお茶時間。前回のぼたもちから半年。月日が経つのはとても早い。シルバーウィークで、道路を行き交う車も少なく、日中も静かで、呼吸が深い気がする。青空の秋晴れ。出かけるのもいいけれど、こうして家でおはぎをつくって、お茶を飲んで、ゆったりリフレッシュするのもいい節目になる。