山登りより、よほどタフさを試された納品業務の日。前日、車いっぱいに段ボールを積み込むところから始まった。パズルみたいに、隙間なくぴったり納まって感動。今日は朝7時すぎ出発。高速を走り、現地には予定の9時ちょうどに無事到着。そこからは、テレビ設置の打ち合わせ。カーテンの裾ラインに合わせて取り付けるため、まずは並ぶ窓へレースを設置していく。同時進行で、次々と配送されてくる荷物の受け取り。施設の各棟へ運び、配置していくだけでも時間が進む。しっかり雨の予報だったけれど、現地は明るさのある曇り空。あと30分ほどで到着する頃、進行方向の空に、大きく美しいUFO雲が浮かんでいた。信号待ちの時に写真を撮ろうとしたけれど、その頃にはもう形が変わっていた。見えない何かがある。いつも見守られている。そういう感覚は、理屈抜きで受け入れてみると、日常が広がっていく。ちょっとした閃きも、そういうところからやってくるという気もする。それにしても今日は、かなりの体力仕事だった。朝から夕方まで、納品と組み立て。年齢やスタミナを気にかける隙もなく、建物間をいったりきたり、脚立を上ったり下りたり。脳内BGMは、ミセスの「ケセラセラ」。“ココヲ ノリコエタララクニナルシカナイ”そんなサビで後押しされながら、ひたすら作業。大量の段ボールを畳んで再び車へ積み込み、今日の分は無事完了。帰り道は、一夜限りの無料LIVEを聴きながら。夜道を走る車だからこその、リアルに近い音の振動と臨場感が伝わってくる。しかも、大声で歌えるのがいい。どこか温泉みたいな、リセット効果。濃い汗をかいて、濃い時間を過ごした一日。今日もまた、鮮やかな記憶になる一日だった。