いま、コンセプトづくりから立案し、家具、布、アート、小物、家電備品にいたるまで、心地よさをつくりあげるインテリアコーディネートの提案に向き合っている。ラスティックモダン。自然素材を取り入れたシンプルな内装に、素朴さや懐かしさ、そしてすっきりとした心地よさを重ねていくスタイル。選ぶという行為には、選ばないという判断がある。予算、条件、時間。容易にはいかないことのほうが多い。だからこそ、見えてくるものがある。リズム、やさしさ、創意工夫。そこに、魅力が宿る。何を残して、何を削ぐか。どこに重心を置くのか。はじめだけでなく、経年の変化まで想定する。いくつかの視点で見る。あらゆる情報の中から、ひとつずつ精査していく。どう表現するのが、いちばん自然か。そのことを想像しながら、思いつくことをひとつずつ形にしていく。その過程が、たのしい。呼吸を忘れるほどに。全体を見渡したうえで、最善を選ぶ。これなら美しい、とイメージできるものを。これから、提案書の総仕上げ。明日の朝に向けて、さらに整えていく。