200mlの蒸留水に、1.8gの天日塩を入れる。朝、ゆっくり細胞に染み込むようにいただく。体内が、静かに整っていく感じがして、なんとなく心地いい。塩は、ほんの少し違うだけで、味も身体感覚も変わる。昨日、庭師さんへ午前のお茶請けに、自家製の梅酢水と、浅漬けを出した。キャベツに、少しの人参とセロリ。天日塩を使って、朝さっと漬けておいたもの。「美味しいですね」そう言って食べてもらえて、なんだか嬉しくなる。ほどよい塩気と、野菜の水分。暑くなり始める季節には、身体がこういうものを欲している気がする。ところが、その日の夕飯で同じ浅漬けを食べると、今度は思ったより塩辛い。朝はちょうどよかったのに、時間が経つと、塩の入り方も変わっていた。そこで今朝、あらためて塩をきちんと量って、もう一度つくる。塩分は1.5%。すると、驚くほど味が整った。朝も美味しい。夕方になっても、ちゃんと美味しい。“はかる” ひと手間で美味しさが再現できる。ほんの0.数グラムでも、味は変わる。その塩梅が、大事。