今日伺ったお宅で、LDからホールまでの床に敷きたいラグについて相談を受けた。現在の床はつるっとしたフローリングで、わんちゃんが寝そべってから起きあがるときに力が入りにくく、滑ってしまうことがあるそうだ。足腰への負担をできるだけ軽くしたい、とのことだった。ご愛用のラグがとても素敵だったので、その雰囲気を生かしつつ、部屋全体のバランスが整うように素材や配置、そして色の配色と面積配分をご提案した。気に入っている2色がきれいにつながるよう、“まとめ役” になるもう1色を加えると、空間全体の調和がすっと取れた。実際、そのアイデアは想定されていた費用の半分ほどで実現できる方法だった。接着剤不要のタイルカーペットなので、メンテナンスや交換も簡単で、暮らしに負担が少ない。これで、わんちゃんも赤ちゃんも穏やかに過ごしている光景が目に浮かぶ。外は寒さと強い風。けれど室内はエアコンなしでも驚くほどあたたかかった。6年前の新築で、高断熱・高気密のつくり(スウェーデンハウス)とのこと。あの心地よさは、まさに性能そのものだと納得した。長期優良住宅の基準を満たす家は、断熱や気密の質が暮らしの快適さにそのまま反映される。実は、別府で携わっている新築のお住まいも、同じく長期優良住宅の仕様で進んでいる。今日の体感は、そこにつながる“先取りの気づき”のようでもあった。家は、見えない部分のつくりが日々の暮らしの質を決めていく。改めて、そう感じた一日だった。