仕事で、新築プロジェクトのためにモデルルームを見に行った。今回は、2社。無垢板の床や、天井の仕上げなどにも目がいく。床に足を置いたときの感じ。天井を見上げたときの感じ。写真や図面ではわからないことが、やっぱりある。ステップフロアでリビングを少し下げているところもあった。デッキとのつながりを考えて、目線を調整している。家は、何を使っているかだけではなく、どこに立って、何を見るか。そんなところにもつくり手の考えが表れる。今回、2社を見て、もうひとつ感じたことがある。ほぼ自由に、こちらのペースで見せてくれるところもあれば、担当の方がずっとついて、ひとつひとつ説明をしてくれるところもあった。後者は、正直、少し疲れた。せっかくの空間なのだから、説明を聞く前に、まず自分の目で見て、歩いて、感じてみたい。こちらのペースで見せてもらえることは、ありがたいなと思う。家を見るときは、言葉より先に感じていることがある。その余白が、うれしい。