眠る前に深い呼吸とマッサージを行う。腎臓や肝臓の近くに手を当て、やさしくゆらす。耳たぶにも触れる。耳たぶは、揉むのではなく、ただ、やさしくふれるだけ。すると、ふぁーっとあくびが出る。身体の奥から、力が抜けていくような感覚。そのまま、眠りに入る。全身をゆるめておくと途中で目を覚ますことがなく、朝まで眠れる。目覚めたときの身体も軽い。自律神経も、頑張って整えようとするより、安心できるように身体に触れてあげるだけのほうが、自然なのかもしれない。耳たぶに触れる。お腹に手を当てる。呼吸を感じる。たったそれだけ。身体には、自分で整っていく力があるのだと思う。眠る前くらいは、何かをするのではなく、ただ、やさしく触れる。それだけでいい夜もある。