今日は、新嘗祭。一年のあいだ、大地が豊かに育んでくれた恵みに「ありがとう」を捧げる日。食卓に並ぶごはんや野菜は、当たり前のようでいて、当たり前ではないもの。土や水、陽の光、そして手をかけてくれた人たちの時間が、ひと粒、ひと葉のなかに宿っています。その恵みを「一膳」としていただくとき、自分のからだは、この地球の営みを材料に毎日新しくつくられているのだと気づかされます。感謝の気持ちは、健康という土台のいちばん深いところに静かに根を張るものなのかもしれません。忙しさに追われる日々の中に、ほんの少しだけ立ち止まって、今日の食べものに「ありがとう」と言ってみる。それだけで、暮らしはやさしく、あたたかく整っていく気がします。今日もまた、からだを育てる一膳を。よい一日になりますように。