別府鉄輪「懐郷ノ宿 喜楽」さんのリニューアルオープンまでの時期、総合監修の建築士さんより築100年の古民家空間でのインテリアコーディネートと備品演出をと依頼があった。地域の風土や建物の特色を活かしながら改修計画を進めていた。丁寧に描かれた直筆スケッチを見ると和と洋の個性が細部まで光り、懐かしさも漂う空間である。郷土感を活かす額装づくりと、しっくりと佇んでくれる現代的なオブジェも似合う。味わいと品格もある素朴な古時計もあるといい!ー そのイメージに合う掛け時計は、偶然にも京都への旅路で出会えた。竹の工芸品は気の利いたデザインでサイズ感も大事。間が活き、品性と素朴さが融合する小物で空間を癒したい。そんな構想を抱いて、感性通じる仲間と遠近各所へ演出素材の買い出しに行く。夜遅くまで夢中で芸術品をいくつもいくつも素晴らしいリズムで生み出した当時のことは思い出すと今でもワクワクする。呼吸忘れるほどの無我夢中な集中創作は永遠の財産!楽しんで沢山協力してくれたKさん、息子のR、寒風の中でダンボールの数に圧倒されながら頑張れたことも誇らしく思います。心からありがとう。