日中の気温も少しずつ上がり、夏の気配が見えはじめた。ついこの前まで寒かった気がするのに、またあの暑い夏が近づいていると思うと、月日の早さに驚かされる。この時期になると、楽しみにしているものがある。はなかなさんに並ぶ、くわき農園さんのレタス。みずみずしく、葉はやわらかく、どこを食べても苦味がない。ぱりっとした食感の中に、水分をたっぷり含んだ初夏の空気を感じる。シンプルにちぎって食卓へ出すだけで、十分に美味しい。季節のものを食べると、身体も少し整っていくような気がする。今日は、庭の花も玄関へ。気づけばいつのまにか満開になっていて、季節は静かに進んでいたのだと知る。慌ただしく過ぎていく毎日の中でも、こうして旬の野菜を味わったり、咲いた花を飾ったり。小さな季節の変化を暮らしへ迎える時間を、大切に思う。