昨夜ご連絡をいただいた、トイレの不具合。今日は、まず現地へ確認に向かった。本体のコンセントを抜き差しして、リセット。けれど、水は流れない。リモコンには、電池交換の表示は出ていなかったが、念のため電池を外して確認してみる。すると、消耗ランプが一瞬点いて消えた。新しい単4電池をすぐに買いにいって、交換して、もう一度ボタンを押す。今度は、水が流れた。遠方から来られ、留守を預かっていたお母様も、とても喜んでくださった。すぐに失礼するつもりだったけれど、「お茶をどうぞ。」と声をかけていただき、気づけば、いろんな楽しいお話ができた。焼き栗に、沖縄の紅芋アイス、レモンケーキ。すてきなお茶請けを囲みながら、笑顔の時間が流れる。「こんなにたくさん、いつもありがとうございます。」そう伝えると、「田舎は、こんなよ。」と、笑って返してくださった。その一言に、この土地の豊かさが詰まっていた。持っているものを分け合い、困ったときは手を差し伸べる。ふるまうことが、特別ではなく、暮らしの中にある。もし転んだり、困ったことがあれば、すぐに駆けつけてくれること。人とのつながりがあることは、本当にありがたいこと。そんなお話を聞きながら、暮らしを豊かにするのは、便利さだけではないのだと、あらためて感じた。大切なことを、今日もたくさん教えていただいた。簡単で、ちょっとした体操の話をすると、「わたしもやってみよう。」と、喜んでくださった。そういえば、春にお届けしたベッドのことも尋ねてみた。少し広めのセミダブルと、お気に入りのマットレス。「あれから、毎日ぐっすり眠れているの。ベットを変えて本当によかった。」その言葉が、とても嬉しかった。住まいは、完成した瞬間ではなく、暮らしの中で、本当の心地よさが育っていく。今日は、トイレのおかげで、その後の暮らしを聞かせてもらえた。お会いするたびに、その方は笑顔で言われる。「先のことは考えないの。」「今が一番幸せ。」その言葉には、日々を慈しむ穏やかさがある。笑顔が生まれ、暮らしの話に花が咲く。そんな時間に立ち会えることも、また嬉しい。「幸せは、いまここに」(寝室づくりについて綴った日々記です。)