突然、水浄化システムの会社の社長から、電話が入った。マンションなどにも導入しやすい、スリム型の浄化器を開発したという。社長は、気さくで行動力のある青年。水環境を整えるという仕事に、ひたむきに向き合っている。水のことは、目には見えにくい。けれど、暮らしのすべてに、静かにつながっている。飲み水や空気を整えることは、ずいぶん暮らしの中にも定着してきた。そこから少し視野を広げていくと、水もまた、毎日からだに触れつづけていることに気づく。飲み水だけではなく、お風呂やシャワー、トイレのウォシュレット、洗いものの水も。口も、皮膚も、どちらも大切な入り口なのだと思う。水は、住まいを巡る血液のようなもの。見えにくいけれど、水環境は、暮らしの土台を支える大切な要素。毎日ふれるものだからこそ、無理なく続けられることも大切。特別なことではなく、暮らしの土台として、自然に馴染んでいくこと。見えない部分が整うと、空間の空気まで、どこかやわらかくなる。知れば知るほど、暮らしは、思っていた以上につながっているのだと感じる。住環境を整えるうえで、水は、優先して考えたいことのひとつだと感じている。実際に取り入れられた方の、暮らしの変化について綴った記事も、あわせて。