朝はお隣の犬に四時半に起こされ、そのまま思考も起動した。睡眠不足のもどかしさの行き場は、あの鳴き声についての相談書。書きながら、状況をひとつずつ言葉にしていく。いざ印字しようとしたら、なぜかプリンターと繋がらない。一旦キャンセルして、そのまま手を止めた。これは、まだ待てということなのだろうか。雨も降ってるし、ひとまず、様子を見ることにする。けれど、紙に書き出そうという行為そのものは、思っていた以上に効いていた。なにより感情が整理でき、すっきりした。そして、日に日に静かになってきている気もする。今は、慣れない人の気配にだけ反応しているようだ。わたしたちには吠えないあたり、なかなかに利口なのだろう。やけに吠える存在だとしても、役目なだけなのかもしれない。神さまの使いのように思ってみると、善悪で分けていた気持ちが、すっとおさまる。少しずつ、この場所の様子にも慣れて、音の輪郭も、落ち着いていくような気がしてきた。