Monthly Archives: December 2011
2011-12-31
私の仕事
“My works is the embodiment of dreams.”
William Morris(1834~1896)
「私の仕事は、夢をさまざまな形に具現化することだ」
― ウィリアム・モリス
日々の生活を営む空間とそこで使う日常の品々は、どれもが役に立ち、
美しく心地よい空間をつくるものでなければならない、、、という彼のデザイン思想は、人々に広く受け入れられ、のちに生活と芸術を一致させる「アーツ・アンド・クラフツ運動」として大きく花開いていきます。
The 150 th Anniversary であった今年、モリスのファブリックを使って全国でディスプレイコンテストが開催されました。そしてそして、光栄なことに「アルティマ工房」はスモールスペース部門で
入賞いたしました!!!
名作デザインの一つ、Strawberry Thef
「いちご泥棒」という名で日本でも大変人気あるファブリックです。
ディスプレイを一際惹き立てたのは同生地で製作したカルトナージュBOXや八角ハンドメイドミラー。
アイデア次第で生活に自然をたっぷり感じる演出も可能なのです。
受賞式は那須のニ期倶楽部・・・想像しただけで心が踊りました^0^/♪
(実際は、大事なSan Diegoへの旅程と重なり出席できなかったので^^;)
自然の美しさを具現化するモリスのデザインは日本の空間にもベストマッチ!
ささき仏壇店様はこんなアイデアで演出して下さいました。
そしてK様邸(別府市)ではKelemscott Tree の刺繍された麻が出窓を引き立て、
ピアノ&チェアカバーも同シリーズにてデザイン製作しました。
webサイトのビフォーアフターでもご紹介しているK様邸(大分市)では、リビングアイテムをリフレッシュ。 ゴールドのクッションと、思う色と感触のラグマットを新たに加え、モリスのコレクションからベルベット素材のAutumn Flowers をピックアップしていただきました。
確かな肌触りに気持ちが落ち着きます^^
歴史と自然を尊重して調和しながら前に進んでいく ― すべての活動を通して貫いたそんなモリスのメッセージは、150年後の今も、私たちの心に強く訴えかけ続けています。
「人は、真剣に考えたり想像したりする時間を、そしてまた夢みる時間ももたねばならない」 - Morris
私の仕事、
「人々が、自分自身をより心地よく感じる最上の手助けをすること」
2012年は「life」・・・暮らし=人生において、「up」・・・より心地よいの空間&思考を提供できる最上の情報やサービスを形にしていきます。インプットしてきた広く貴重な学びをアウトプットして皆様に喜んでいただけたらとワクワク想像しています^^
2011-12-20
師走の景色
この時期、気持ちもソワソワわくわく、、、世界で通じる楽しい気分^^
MerryChristmas!
今月お仕事をさせていただいたO様邸のエントランスです。
アートも深く上品で、シンプルなシルバーフレームも洗練され空間にピッタリです。
床にくるりと広がるツリースカート、、、刺繍やビーズが雪のきらめきのようです。
こちらはお部屋に新調したドレープ&レースです。
プリーツのラインに記憶加工を施しているので、しなやかなプリーツラインが空間の表情にしっくり溶け込み、O様も「いつも綺麗なプリーツで戸惑います(笑)。。。」と喜んでいただき、豊かな気分を演出する景色の一つとなりました。
お洗濯やクリーニングしたら加工力は無くなるものも多い中、この加工技術はメンテナンス後も美しさを維持できる優れ物なんですよ。美しさを維持できて快適な気分で過ごしていただくための提案や専門クリーニングによるメンテナンスサービスは大変ご好評いただいています。
O様ハンドメイドによるTole painting
色の重なりも豊かなストーリーを感じさせる素敵な秀作がお住まいを彩っていました。
こちらはアクリル板に描いた重ね絵による楽しい手法です。
TVも薄型フラットタイプとなり、布をかけて休息&イメージアクセントに良いですね。
2011-12-10
お片づけアクション講座!
「片付け、整理、収納、、、」 いつでも目を惹くタイトル書籍を手にでき、雑誌やTVでも何度も取りあげられるキーテーマだったりします。 情報はいつでもたっぷりあるのに、、、なかなか実行できない、成果が目立たない、わかってはいるけど作業も多く面倒、という声を多く聞いてしまうのは何故なのでしょうか?
2011-12-01
片付けたくなる気持ち
今日から12月です。
1年のしめくくりでもある師走は誰にとっても慌ただしく、毎日が飛ぶように過ぎていきます。
せき立てるような気分の時こそ意識して自分を落ち着かせ、季節の声に耳を傾け、残り少ないその年を大切に過ごしたいものですね。
art gallery デボラ(大分市内、岩田高校近くにあります) さんに立ち寄りました。
年に数回のコレクション、いつも素敵で楽しみにさせてもらっています。
今回は川岸富士夫画伯のコレクション。
先日に続き2度目の鑑賞です。お花が大好きな4歳の息子にも見せたくて再び訪れました。
椿の花を中心に、繊細で巧みな色と筆遣いは見事でした。
作品の一つ一つがとても美しく丁寧に表現され、慎ましやかで品性が漂います。
そこにあるだけで、お部屋を片付けたくなる・・・そんな存在でいてくれるartある暮らしってステキ♪
家をきれいに保つことは大切で、心も豊かになります。
本当の暮らしやすさ、快適さを追求した2011年からの新サービス、「住まいのオーガナイズ(整理)」も含めたオーダーメイドのインテリア計画は、おかげ様で大変ご好評をいただいています。
アルティマ工房は皆様それぞれに相応しい美しく快適な暮らしづくりをサポートし演出していきます。皆様が自分自身をより心地よく感じる最高の手助けをすることを軸に、2012年からはメンタル面のコーチングサポートサービスも加わります。 今秋に日本人として先駆けてアメリカで学び認定受けた「Dreaming Room」も開催可能です。 世の中に貢献できることに真に向き合い、出来ることを続けることに集中してみます。
さて、、、椿をご覧下さい。
この「赤」の美しさ、色が発するエネルギー、、、
思わず見惚れてしまいますよ。
追記:今年の印象的な情報を、今年中にできる限りその時期にタイムワープして掲載します。もし気付いていただければ大変嬉しいです。コメントも大歓迎です^^